こんにちは、山口だいすけです。
対戦型選挙カードバトル
「推し勝つのススメ」。
スターターデッキ紹介も、いよいよ最後です。
- 王道タイプ(政)
- 猛将タイプ(信)
- 軍師タイプ(李牧)
そして最後が、
今回の 「曲者タイプ」。
ただ、正直に言うと、
自分の中でこのデッキの本当のイメージは、最初からもっとはっきりしていました。
それは――
残虐な策略家タイプ。
そしてモチーフは、
『キングダム』の桓騎(かんき) です。

- 1 このデッキの本当の正体は「残虐な策略家タイプ」
- 2 桓騎の強さは「強い」ではなく「嫌だ」にある
- 3 このデッキは「表では支え、裏で揺らす」
- 4 難易度が高いのは「強いカードが多いから」ではない
- 5 手札構成は「地味に積み、裏で刺す」ために組んだ
- 6 活動8枚は「ちゃんとやっている顔」を作るため
- 7 「2連ポスター掲示」と「ポスティング」が、このデッキの“偽装工作”
- 8 バズ2枚が「期日前投票!」と「投票へ行こう!」なのが、かなりいやらしい
- 9 妨害5枚は「相手の嫌な順番」を押し付けるための本体
- 10 魂の1枚を「善意の違反!」にしたのは、桓騎らしい“悪意なき破壊”だから
- 11 防御は「法の解釈」。ここがこのデッキの“品の悪さと頭の良さ”の境界線
- 12 「勝つためなら、何を使ってもいい」…でも本当に描きたかったのは、その一歩手前
- 13 軍師タイプ(李牧)との違いは、「美しさ」ではなく「嫌らしさ」
- 14 最後に|きれいに勝つ必要はない。最後に残ればいい
このデッキの本当の正体は「残虐な策略家タイプ」
今回の画像では、
スターター紹介として「曲者タイプ」と表現しています。
これは、見せ方としてかなり正しいです。
入口としては、少しやわらかい。
遊ぶ人にも受け入れやすい。
でも、制作側の本音で言えば、
このデッキはもっと明確です。
以前から整理していた4タイプの中で、
最後の1つはこう考えていました。
- 残虐な策略家タイプ(相手をとにかく潰しに行きつつ、ここぞで一点突破)
- イメージは キングダムの桓騎
つまりこれは、
ただの“トリッキーな変わり種”ではありません。
勝つためなら、相手の強みを折る。
空気をずらす。
最後に一番嫌なところへ刺す。
そういうデッキです。
だからこそ、
4タイプの中で一番クセが強い。
でも、ハマる人には一番刺さる。
桓騎の強さは「強い」ではなく「嫌だ」にある
桓騎って、
ただ戦闘力が高いキャラではないんですよね。
むしろ、
真正面の“正しい強さ”だけなら、
政でも信でも李牧でも表現できます。
でも桓騎は違う。
- 常識を疑う
- 相手の想定を外す
- 心理を突く
- 嫌なところを突く
- 相手が一番嫌がる形で勝つ
つまり、
“強い”より“嫌だ” が先に立つ。
この感覚を、
選挙カードゲームに落とし込んだらどうなるか。
それが、このデッキです。
このデッキは「表では支え、裏で揺らす」
今回の紹介カードにも書いた通り、
このデッキのテーマは
裏を突き、流れを操る策略型
そして、その本質は
表では支え、裏で揺らす。
相手の隙を突き、最後に差をつける。
です。
ここが、軍師タイプとの違いでもあります。
軍師タイプ(李牧)は、
勝てる形をきれいに設計する。
曲者タイプ=残虐な策略家タイプ(桓騎)は、
相手の形を崩しながら、自分の勝ち筋を通す。
この違い。
同じ“知略”に見えて、
思想がまったく違います。
難易度が高いのは「強いカードが多いから」ではない
このデッキの難易度は
★★★☆☆(上級者向け)。
でも、それは
カードが難しいからではありません。
難しいのは、
「どこまで嫌なことをするか」の判断 です。
- 今ここで妨害するべきか
- まだ待つべきか
- 相手の一番痛い場所はどこか
- 自分は今、目立つべきか隠れるべきか
- 最後の逆転札をどこまで温存するか
このデッキは、
ただカードを出せば強いわけではない。
“相手の嫌がる順番”を読める人が強い。
ここが、桓騎らしさでもあります。
手札構成は「地味に積み、裏で刺す」ために組んだ
今回の曲者タイプ(残虐な策略家タイプ)は、
活動8枚+その他8枚 の構成です。
活動カード(8枚)
- A-01 通学路の見守り ×1
- A-02 地域のゴミ拾い ×1
- A-04 2連ポスター掲示 ×1
- A-05 ポスティング ×1
- A-06 SNSで発信! ×1
- A-07 街頭で訴え ×1
- A-08 公選ハガキ ×1
- A-09 電話作戦! ×1
その他カード(8枚)
バズ(2枚)
- B-04 期日前投票! ×1
- B-05 投票へ行こう! ×1
妨害(5枚)
- S-02 ヤジで妨害! ×1
- S-03 デマ拡散! ×1
- S-04 善意の違反! ×1
- S-05 公選法チェック! ×1
- S-06 警察が来た! ×1
防御(1枚)
- D-03 法の解釈 ×1
この構成、
かなり“嫌らしくて美しい”です。
活動8枚は「ちゃんとやっている顔」を作るため
このデッキ、
活動は少なめです。
でも、
活動を軽視しているわけではありません。
むしろ逆です。
このデッキにとって活動は、
「ちゃんとやっている顔を作るため」に必要 なんです。
- 見守り
- ゴミ拾い
- ポスター
- ポスティング
- SNS
- 街頭
- ハガキ
- 電話
全部、王道の活動です。
なぜここをちゃんと入れているのか。
それは、
表がちゃんとしているほど、裏が効く からです。
ただ嫌なことをしているだけの人は、
逆に読まれる。
でも、
ちゃんと地道にやっているように見える人が、
裏で流れをずらしてくると強い。
ここ、かなり桓騎っぽいと思っています。
「2連ポスター掲示」と「ポスティング」が、このデッキの“偽装工作”
このデッキで面白いのが、
- A-04 2連ポスター掲示
- A-05 ポスティング
このあたりの採用です。
どちらも、一見かなり地味。
でも、地味だからこそいい。
このデッキは、
目立ちすぎると弱いんです。
目立つと、
「こいつ何かしてくるな」と警戒される。
だから、
序盤〜中盤は
“普通にやってますよ”の顔 をする。
でも裏では、
ちゃんと相手の足元を見ている。
この「地味さの中に毒を仕込む」感じが、
すごくこのデッキらしい。
バズ2枚が「期日前投票!」と「投票へ行こう!」なのが、かなりいやらしい
このデッキのバズ、
かなり好きです。
- B-04 期日前投票!
- B-05 投票へ行こう!
派手なバズは入っていません。
「新聞に載った!」も、
「公認決定!」も、
「熱い応援演説!」もない。
なぜか。
このデッキは、
序盤に目立つ必要がない からです。
むしろ、
最後にだけ顔を出せばいい。
そしてこの2枚、
ただの終盤札じゃありません。
- B-04 期日前投票! → 既成事実として固める
- B-05 投票へ行こう! → 最後に相手から奪って差をつける
つまり、
守りながら、最後に刺す。
これが、
めちゃくちゃ桓騎っぽい。
妨害5枚は「相手の嫌な順番」を押し付けるための本体
このデッキの本体は、
やはり 妨害5枚 です。
- S-02 ヤジで妨害!
- S-03 デマ拡散!
- S-04 善意の違反!
- S-05 公選法チェック!
- S-06 警察が来た!
ここ、かなりえげつないです(笑)
でも、
単に強いカードを並べたわけではありません。
ちゃんと思想があります。
1. 相手の“気持ちいい流れ”を壊す
- ヤジで妨害!
- デマ拡散!
2. 事故を起こさせる
- 善意の違反!
3. 行動そのものを止める
- 公選法チェック!
- 警察が来た!
つまり、
相手が「こう勝ちたい」と思っている流れを、順番に壊していく。
これがこのデッキの本質です。
桓騎って、
相手の“理想の戦い方”をさせないんですよね。
このデッキも同じです。
魂の1枚を「善意の違反!」にしたのは、桓騎らしい“悪意なき破壊”だから
今回の魂の1枚は、
S-04 善意の違反!
そして決め台詞は、
悪気がない?
それが一番、
止まらないんだよ。
これ、かなり気に入っています。
なぜなら、
このカードは“悪意の攻撃”じゃないんです。
むしろ、
善意。
応援。
好意。
そのつもり。
でも、それが一番厄介。
これって、
桓騎の戦い方にも通じるんですよね。
正面から殴るより、
相手が「まさか」と思うところから崩す。
しかも、
それが露骨な悪ではないからこそ、
対処が遅れる。
このいやらしさ。
これが、このデッキの象徴です。
防御は「法の解釈」。ここがこのデッキの“品の悪さと頭の良さ”の境界線
防御に採用したのは、
D-03 法の解釈
ここ、かなり重要です。
もしこのデッキが
スルースキルだったら、少し素直すぎる。
でも「法の解釈」だと、
一気にこのデッキらしくなる。
- ルールは知っている
- 抜け道も見ている
- でも、違反はしていない
- ちゃんと守るところは守る
この感じ。
つまり、
“ギリギリを攻めるが、線は越えない”
ここが、このデッキの美学です。
そしてここが、
単なる悪役ではなく、
“残虐な策略家”として成立するポイントだと思っています。
「勝つためなら、何を使ってもいい」…でも本当に描きたかったのは、その一歩手前
画像の中には、
かなり強い言葉が入っています。
- 常識を疑え。
- 空気を操れ。
- 流れをつくれ。
- 勝つためなら、何を使ってもいい。
この空気感、すごくいいです。
ただ、制作側の本音としては、
本当に描きたかったのは
「何を使ってもいい」そのものではありません。
そうではなくて、
「勝負は、見えないところで動いている」
この感覚です。
紹介カード右下にも、
こう書きました。
勝負は、見えないところで動いている。
相手の強みを、そっとずらす。
情報は刃ではなく、糸になる。
読む、仕掛ける、待つ。
最後に笑うのは、私だ。
これ、
かなりこのデッキの本質を表しています。
正面から叩き潰すんじゃない。
ずらす。
揺らす。
待つ。
最後に差をつける。
ここが、桓騎です。
軍師タイプ(李牧)との違いは、「美しさ」ではなく「嫌らしさ」
軍師タイプも、読み合いのデッキでした。
でも、李牧は
美しく勝つ。
一方、桓騎は
嫌らしく勝つ。
この違いはかなり大きいです。
- 李牧 → 相手の形を読んで、上回る
- 桓騎 → 相手の形を壊して、笑う
同じ知略でも、
勝ち方の思想がまったく違う。
だからこの4タイプ、
並べるとかなり面白いんです。
最後に|きれいに勝つ必要はない。最後に残ればいい
「推し勝つのススメ」は、
いろんな勝ち方があるゲームです。
その中でこのデッキは、
一番人を選ぶかもしれません。
でも、
一番“刺さる人には刺さる”。
- 相手の嫌がるところを見つけるのが好き
- 流れをずらすのが好き
- 最後の一手でひっくり返すのが好き
- 正面突破より、裏から勝つのが好き
そんな人には、
かなり強烈にハマると思います。
キングダムの桓騎のように、
きれいに勝つ必要はない。
でも、最後に残る。
そんな勝ち方をしたい人のための、
かなり危険で、かなり魅力的なスターターです。















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