「黄色い人」であり続ける理由について

交差点で街頭演説をするようになって、気づけば12年目になりました。今では当たり前のように立っていますが、最初からそうだったわけではありません。むしろ最初の頃は、交差点に立つのが恥ずかしかったんです。

  • 信号待ちの車から見られる。
  • 歩行者から見られる。
  • 知り合いに見つかるかもしれない。

そんなことばかり気になって、最初は交差点そのものに行けませんでした。だから、少し離れた道路の途中で、車通りも少ない場所を選んでマイクを持っていました。

「これで本当に意味あるのかな」

そんなことを考えながら立っていた記憶があります。今振り返ると、不思議ですよね。

議員になりたいと思っているのに、人前に立つのが怖い。でも、あの頃の自分には、確かにその怖さがありました。今日もいつもの交差点で立っていると、車が流れていきます。

  • 朝の通勤
  • 子どもの送迎
  • 仕事へ向かう人
  • 買い物へ向かう人

東かがわのいつもの朝です。空は綺麗に晴れていて、山が遠くに見えて、風が少しだけ暑さを運んでくる。その中で、黄色い帽子と黄色い服を着た僕が立っている。

最初は「目立つため」みたいに思われることもありました。もちろん、目立つことがゼロとは言いません。街頭演説は、見てもらわなければ始まらない部分もあります。でも、12年続けていると、少し感覚が変わってきました。

最近は、「目立つ」というより、「当たり前にそこにいる存在」になりたいと思うようになっています。地域の人にとって、あ、今日もいるなと思われる存在。それくらいの距離感です。名前を覚えてもらえなくてもいい。政策を全部知ってもらえなくてもいい。ただ、「なんかいつも黄色い服を着て立ってる人」として認識してもらえたら、それだけでも意味がある気がしています。

実際、地域を回っていると、「黄色い人ですよね?」と声をかけられることがあります。

人違いだったらどうしようと思うこともありますよね。でも、あの黄色なので、多分間違いないと思ってくれます。それで相談を受けることがあります。

  • 介護の話
  • 子育ての話
  • 道路の話
  • 地域の困りごと

議員への相談というより、「いつも見かける人だから声をかけた」という空気感に近い気がしています。多分、僕が作りたかったのは、そういう関係性なんだと思います。特別な政治家ではなく、地域の日常の中に自然にいる存在。困った時に、「あの人なら声をかけてもいいかな」と思ってもらえること。

それが、街頭演説を続ける理由の一つなんだと思います。

もちろん、街頭演説はパフォーマンスと言われることもあります。実際、外から見ればそう見える部分もあるでしょう。でも、12年間立ち続けていると、その先にあるものが少しずつ見えてきます。

パフォーマンスの先にあるもの。それは、地域との信頼なんだと思います。一回だけ頑張ることではなく、当たり前のように続けること。特別な日だけではなく、普段の朝に立つこと。そうやって少しずつ、「地域の風景の一部」みたいになっていく。地方の政治って、本当はそういう積み重ねなのかもしれません。

派手な言葉より、毎日の積み重ね。

完璧な人より、そこにいる人。

地域の人が安心して声をかけられる距離感。

それを作るには、時間が必要なんだと思います。だから今日も、いつもの交差点に立っています。

もし見かけたら、気軽に声をかけてください。きっと、黄色いので分かると思います。

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ABOUT US
山口 だいすけ
山口 だいすけ現役ケアマネ議員
東かがわ市議会議員として活動する現役の主任ケアマネジャーです。

介護・福祉の現場で30年以上、高齢者やその家族の相談支援に携わり、現在も現場の声を大切にしながら11年間議員活動を続けてきました。
専門分野は、介護・福祉政策、子育て支援、若者支援、高齢者福祉、デジタル、AI、動物愛護、地域猫、マネタイズ、経営目線での提案です。

私は、子どもたちが安心して笑顔で育ち、若者が夢を持って挑戦でき、高齢になっても住み慣れた地域で安心して暮らせる東かがわ市を目指しています。

小中学生の頃にはいじめを経験し、人との関わりに悩んだ時期もありました。だからこそ、声の大きな人だけではなく、困っていても声を上げられない人の思いにも耳を傾けることを大切にしてきました。

政治家の仕事は、市民の声を行政へ届け、地域の課題を解決することです。
「まず話を聞く。現場を見る。そして行動する。」
この姿勢を大切に、市民と行政をつなぐ架け橋として活動を続けています
そんな私の夢は、『小学生のなりたい職業第1位を、政治家にする』です。
政治への信頼を取り戻し、子どもたちや若者が未来に夢や希望を持てる東かがわ市を目指して、これからも皆さんと共に歩み続けます。