「自分は大丈夫」が一番危ない。警察署長に教わった防犯アプリを入れてみた話

最近、防犯協会の総会に参加した時のことです。東かがわ警察署長のお話の中で、最近増えている「トクリュウ(匿名・流動型犯罪グループ)」について説明を受けました。

ニュースでは聞いたことがありましたが、改めて話を聞くと、想像していた以上に身近なところまで入り込んできていることを実感しました。
特殊詐欺というと、高齢者を狙った電話というイメージを持つ人も多いかもしれません。しかし今はそれだけではありません。スマホを使う世代も狙われますし、SNSやショートメッセージ、国際電話番号など、手口もどんどん変化しています。

そんな話を聞いていた時に、署長から一つのアプリを紹介していただきました。警察が推奨している防犯アプリです。

Screenshot

実際にスマホへ入れてみると、詐欺電話や迷惑電話として登録されている番号から着信があった場合に警告表示が出たり、折り返し電話をする前に注意を促してくれたりします。

正直なところ、最初は「そこまで必要かな」と思いました。僕自身もどちらかというと、「怪しい電話くらい分かるだろう」と思っていた側です。
でも、よく考えてみると、それは平常時の話です。人は焦っている時や忙しい時、疲れている時ほど判断を誤ります。

介護の仕事をしていても感じます。
普段なら絶対に気づくことを、慌てている時には見落としてしまう。誰にでもあることです。

そして実際にアプリを入れてから数日後。スマホを見ると、見慣れない050番号から着信がありました。その時、画面には要注意番号の可能性があるという表示が出ていました。もちろん、すべてが詐欺とは限りません。


しかし、その表示を見た瞬間に一度立ち止まることができました。もし何も表示がなければ、そのまま折り返していたかもしれません。大事なのは、アプリが詐欺を完全に防いでくれることではありません。

「ちょっと待てよ」

と考える時間を作ってくれることです。人間は感情が先に動きます。
電話が鳴る。知らない番号。何かあったのではないか。急ぎの用事かもしれない。そんな気持ちが先に動くことがあります。だからこそ、その前に小さなブレーキをかける仕組みが大切なのだと思います。

総会の中でも感じましたが、防犯は特別な人だけの問題ではありません。警察だけの仕事でもなく、行政だけの仕事でもなく、地域だけの仕事でもありません。一人ひとりが少しだけ意識することで、防げることがあります。

僕も正直、「自分は大丈夫」と思っていた側の人間です。でも、人は本当に予想外の場面で狼狽えます。だからこそ、自分は大丈夫と思っていても、いざとなると狼狽えるよ。だからこそ何度も意識して、無意識のうちに「これ詐欺じゃないのか」と考えられる状態を作っておくことが大切なのだと思います。

本当に大事な電話なら、折り返しても大丈夫です。急がせる人ほど疑う。慌てさせる人ほど確認する。そんな小さな習慣が、自分や家族を守ることにつながるのかもしれません。

詐欺はテレビの中だけの話ではなく、日常のすぐ隣まで来ています。だからこそ、違和感を大切にしてください。
そして、「少しおかしいな」と思った時には、一人で判断せず誰かに相談してくださいね。

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ABOUT US
山口 だいすけ
山口 だいすけ現役ケアマネ議員
東かがわ市議会議員として活動する現役の主任ケアマネジャーです。

介護・福祉の現場で30年以上、高齢者やその家族の相談支援に携わり、現在も現場の声を大切にしながら11年間議員活動を続けてきました。
専門分野は、介護・福祉政策、子育て支援、若者支援、高齢者福祉、デジタル、AI、動物愛護、地域猫、マネタイズ、経営目線での提案です。

私は、子どもたちが安心して笑顔で育ち、若者が夢を持って挑戦でき、高齢になっても住み慣れた地域で安心して暮らせる東かがわ市を目指しています。

小中学生の頃にはいじめを経験し、人との関わりに悩んだ時期もありました。だからこそ、声の大きな人だけではなく、困っていても声を上げられない人の思いにも耳を傾けることを大切にしてきました。

政治家の仕事は、市民の声を行政へ届け、地域の課題を解決することです。
「まず話を聞く。現場を見る。そして行動する。」
この姿勢を大切に、市民と行政をつなぐ架け橋として活動を続けています
そんな私の夢は、『小学生のなりたい職業第1位を、政治家にする』です。
政治への信頼を取り戻し、子どもたちや若者が未来に夢や希望を持てる東かがわ市を目指して、これからも皆さんと共に歩み続けます。