
〜一目で伝わる、ってすごい力なんです〜
こんにちは、山口だいすけです。
制作秘話も第4章。今回は、ゲームのビジュアル――つまり**「見た目」へのこだわり**について、お話ししていきます。
正直に言うとね、
デザインって、めちゃくちゃ大事なんですよ。
それはもう、「中身と同じくらい」って言ってもいいくらいに。
■ 「見た瞬間に、なんか楽しい」って思わせたい
最初から狙っていたのは、
見た瞬間に「え、なにこれ?」ってなるゲーム
手にとってもらえなければ、どんなに面白いカードも、どんなに熱い想いも、誰にも届かないんですよね。
だから、カード1枚1枚のビジュアルは、
- やさしい色合いで親しみやすく
- 子どもから大人まで「とっつきやすい」雰囲気で
- だけど、よく見ると「ん?」ってなる深みがある
そんな絶妙なバランスを目指しました。
■ テーマは“選挙デザイン風”
イメージは、「ポケモンカードみたいなテンションだけど、内容は選挙」。
このギャップが楽しいと思ったんです。
カードのジャンルごとに色分けをしたり、
パッと見て「これは妨害っぽいな」「これは活動っぽいな」と伝わるよう、視覚的な区分けを工夫しました。
でも、あえて**「候補者向き・支援者向きのアイコン」は入れませんでした。
なぜかというと、それを入れてしまうと、「これは誰が使うべき」って固定されてしまうから。**
遊ぶ人の自由な解釈と応用力で、戦術を組み立ててほしかったんです。
政治もそうでしょ? 決められた通りじゃなくて、自分なりのやり方で動けるほうが、面白いし、実感が湧く。
■ 攻撃じゃない、でも広がる力。「バズ」という発明
カードのカテゴリ分けを考えるときに、
「活動」「妨害」「防御」まではすぐ決まりました。
でも、SNSや応援の波って、“攻撃”じゃない。だけど、広がる。
どうしようか……と悩んでいたとき、ふと思い出したんです。
「バズ、だ」
アニメ《推しの子》の影響も大きかったです。
“バズ”という言葉には、拡散性とエモさ、両方のニュアンスがある。
これは、今の時代の選挙のリアルだ、と確信しました。
だから生まれたのが、《バズれ!SNS!》《切り抜き動画》《熱いえんぜつ!》などのバズカードたちです。
遊びながら「これってバズってる感じだよね」って自然に感じてもらえたら成功だと思っています。
■ イラストの空気感にもこだわり抜いた
単なる図柄じゃないんです。
**“空気ごと伝わるように”**イラストのタッチを調整しました。
- 線は柔らかく、色は明るめ
- 背景に季節感や地域の風景を感じさせる
- 人物の動きや表情に“感情の余白”がある
こうした工夫で、カード1枚1枚が**“物語”として感じられるように**しました。
たとえば、《通学見守り隊!》は、ただの活動カードじゃない。
笑顔で子どもを見守る姿、差し込む朝の光、交差点に立つ大人たち……
そういうディテールが、カードに“信頼”という空気をまとわせてくれるんです。
カードを引いたとき、感情が動く。
それが、ビジュアルの力です。
■ 黄色のポロシャツは、僕の“旗”みたいなもの
どのカードにも、どこかに**“黄色のポロシャツの短髪メガネ男性”**がいます。
そう、僕です(笑)
これは自己主張というより、**「誰かのそばに、いつも政治がいる」**というメッセージでもあるんです。
- ゴミ拾いをしている通りにも
- 食堂で子どもにごはんをよそう隣にも
- 通学路の旗振りをしている朝にも
僕のような人間が、そこに“さりげなく”いる。
それが、僕が目指したい政治家像です。
■ 名刺バトルから始まった“デザイン革命”
もともとのきっかけは、名刺でした。
名刺バトル風のカードを3月中旬に作ったとき、デザインの持つ力を再確認したんです。
名刺を渡した瞬間、相手が笑う。
「なんですかこれ!」ってツッコミが入る。
そのたびに、「伝わってるな」と感じました。
“伝える”って、デザインでもできるんだな。
その感覚があったからこそ、今回のカードも**“笑えて、伝わる”**を徹底的に追求したんです。
■ 「見た目でナメられて、中身で驚かせる」
これは僕がプレゼンでも政治活動でも、ずっと大切にしている戦略です。
見た目で「なんか軽そう」「ふざけてる?」と思わせておいて、
中身を見た瞬間、**「うわ、めちゃくちゃ本気じゃん」**とギャップで印象を残す。
このゲームもまさにそう。
表面上は「選挙でバトルするカードゲーム(笑)」
でも中身は、リアルすぎる妨害と信頼の応酬。
そういう“ズラし”の美学も、デザインで表現したかったんですよね。
■ まとめ:ビジュアルは、もうひとつの言葉
このゲームは「言葉」で語る部分も多いけれど、
実は“見た目”だけで多くのことを語ってると思っています。
色、構図、キャラの表情、背景の空気。
それらが重なって、言葉よりも早く、深く届く。
政治もそうなんです。
「何を言うか」だけじゃない。
「どう見えるか」「どう伝わるか」が、意思を伝えるツールになる。
それをこのカードゲームで、改めて体感しています。
次回は、そんなカードたちをどうやって調整してきたのか――
第5章「ルールの裏話!バランス調整の秘密」では、勝負としてのゲームをどう設計したのかを語ります!
どうぞお楽しみに!















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