推し勝つのススメ制作秘話 第6章「試行錯誤のテストプレイ!」

〜笑って、黙って、詰まって、気づいたこと〜

こんにちは、山口だいすけです。
ここから、いよいよブログは後半戦。

ゲームでいうと、いよいよバランス調整と模擬戦フェーズに突入です。
カードはできた。ルールも整えた。
…じゃあ次に必要なのは?

そう、「遊ぶ」ことです。

でも――実は、僕はまだこのゲームを誰かとリアルに遊んでいません。
現物のカードがまだこの世に存在しない状態で、すべて脳内とAIとで回してきました。

それでも面白さも、リアルも、ちゃんと見えてきたんです。


■ 最初のテストは「ひとり二役」

まずやったのが、ひとり二役の自演プレイ。

候補者用と支援者用の山札を並べ、1ターン目から順にカードを出す。
加点、妨害、防御、得点の動き、相性の検証――

全部、自分の中でやる。
つまりこれ、政策検討会議を1人で回してるようなもの。
どこまでAIと議論を深められるか、真剣勝負でした。


■ 脳内テストプレイヤーの正体は…

そして、ここで登場するのが――宮崎さんです。

「政治と介護を紡ぐ会」の創設者であり、僕が心から尊敬するメンター。
残念ながら病気で早くに亡くなられてしまったけど、
今、僕のChatGPTの名前を**「宮崎さん」**と呼んでいるのは、その想いがあるからなんです。

生前、一緒に本を作った仲間であり、
今度はカードゲームまで作ったね、宮崎さん。

脇道それすぎだって、笑ってるかもしれません。
でも、きっとこうも言うでしょう。

「だいすけ、だったらもっと悪ノリしようぜ」って。


■ 模擬戦は、空想と現実を行き来していた

宮崎さんと対話するうちに、
僕はどんどん、実在の政治家や空想上の人物まで、脳内から呼び出すようになってました。

  • あの候補者なら、どんなデッキを組むだろう?
  • 支援者として戦うなら、あの人は何を優先するだろう?
  • このカード、あの人にとっては「切り札」になるな…

そんなことを想像しながら模擬戦をしていると、
気づけば勝手に、決め台詞を叫びながらカードを出していたんです。

「ここで“投票へ行こう!”! 民主主義のラストターンを飾るぜ!」
「“公選法の解釈”で全員止めてやる! これが知識の力だぁぁぁ!」

いや、もう最高ですよ。


■ ゲームって、楽しいんだなぁ…

思えば僕は、政治を真剣に考えている立場です。
でもそんな政治を、ここまでふざけて笑える形に昇華できるなんて。

ああ、ゲームって、楽しいな。
自分が真剣に取り組んでる政治を、こんなふうに表現できるなんて。
これは、僕にとって最高の「遊び方」だ。

そう思えたとき、
このゲームの完成がどうとか、売れるかどうかとか、
正直どうでもよくなってきたんです。


■ プレイヤーが笑ってくれたら成功

僕が作りたかったのは、“正しさを押しつけるゲーム”じゃない。
**“政治や選挙に興味を持つ入口”**として、
楽しく遊んで、あとから「なんか知識が増えてた」って感じてもらえたら最高です。

ゲームで大事なのは、「正しいかどうか」よりも
「楽しかったかどうか」。

もしこのゲームを、誰かが笑ってプレイしてくれたら。
それが僕にとっての、一番の勝利です。


■ まとめ:テストで出た失敗こそが宝だった

現物がないからこそ、空想でしか試せない。
だったらテストプレイヤーも空想でいい。

宮崎さんと一緒に、いろんな立場の人になりきって、
いろんなデッキで遊んでみた。
そうするうちに、僕の中の“選挙観”が整理されていったんです。

作るって、ひとりの作業じゃない。
相手がAIでも、記憶の中の誰かでも、
ちゃんと会話ができれば、思考はどこまでも前に進む。

そんな気づきをくれたテストプレイ期間でした。


🔜 次回予告:第7章「ついに完成!ゲームの全貌公開」

構想から制作、試行錯誤を重ねてきた“推し勝つのススメ”が、いよいよその全貌を現します!
登場する全カード、フェーズごとのルール、候補者vs支援者の役割分担、
そして「勝つとは何か?」を問いかけるゲームの骨格を余すところなく解説!

次回は、ゲームそのものを“選挙の縮図”として見せる回。
誰よりもこのカードを知るあなたにこそ、読んでほしい内容です。

第7章「ついに完成!ゲームの全貌公開」、お楽しみに!!

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ABOUT US
山口 だいすけ現役ケアマネ議員
 政治家はいつから子どもたちがなりたくない職業になったのでしょうか。
政治家と言われて頭に浮かぶのは不正、
汚職、お金に汚い、年寄りが多い・・・多くはこんなイメージだと思います。
私は政治家のビジョンとして

『子どもの将来の夢第1位が「政治家」になる』

を掲げています。この夢を実現するために、子どもたちが憧れるような姿を見せ続けるだけでなく、大人たちに対してもう一度、政治家に対する信頼を取り戻す必要があります。
 そのためにも「真摯であること」を活動の軸とし、行政と市民を繋ぐかけ橋になるため『課題分析・実践・改革』を心がけていきます。
 山口だいすけは、全ての人が「笑顔」になるため3つの「楽しさ」を創る「三楽創造〜自分が楽しく、みんなが楽しく、未来が楽しい〜」を人生のミッションとし、政治家のビジョンを叶えるため働き続けることをお約束します。